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2010年1月 3日

新年のごあいさつ


 新年おめでとうございます。

 2010年が始まりました。北陸は大晦日から寒気が強まり、元旦の朝は一面の雪景色。社会的にいろんな意味で息苦しさのあった昨年の空気を一新するかのような、清浄で静謐な年明けでした。

 そんな風景を眺めながら、年の始まりにあたって思うのは、やはりこの一年をどう進むか。そして10年後の目標をどこに置くかということ。予測不能の現代とはいえ、いや、だからこそこの会社を預かる者としては明確な指針をもって社業を推進していかなければなりません。厳しい経済環境の中、不安の多いスタートではありますが、何よりも「人の心」を大切に、智恵と創意を駆使して精いっぱい頑張ってまいりますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 さて、年明けの我が社の明るいニュースを一つ。1月15日、毎年アメリカ・カリフォルニア州アナハイムで開催されている世界最大の楽器の祭典「NAMM Show」2010において、浅野太鼓は業界最古の打楽器メーカーとして表彰を受けることになりました。昨年末に飛び込んできた思いがけないお知らせはまさに創業400周年の年をしめくくるにふさわしく、式典にはこれからの社業を担う社長の恭央と浅野純代を出席させることにしました。外国の大きな式典で表彰されることの緊張感、そこで生まれるたくさんの人との新しい出会い。それらが恭央の今後のモノづくりの姿勢にいい影響を与えてくれればと思います。これもひとえにNAMMに浅野太鼓を紹介してくださったJapan Music Trades誌の澤野社長様ならびに前ヤマハ・トレーディング・ミュージック社梅蔭部長様と山内様のご縁によるもの。お三人には心より感謝申し上げます。

 恭央は翌日、十数年前にシルク ド ソレイユに納めた太鼓の張替にラスベガスへ。世界最大の歓楽街で、世界屈指のパフォーマンス集団の舞台にふれ、ここでもきっといい経験ができることでしょう。こうしてどんどん見聞を広め、十八代当主を受け継ぐ「器」を培っていって欲しいと願っています。

 皆さまもそれぞれに年頭の展望を描かれたことと思います。お互いにその目標点に一歩でも近づけるよう、全力で頑張りましょう。

 まずは本年の皆さまのますますのご多幸とご健康をお祈りいたしますとともに、旧倍のお引き立てを賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

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