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2010年11月24日

KANSAI SUPER SHOW 「七人の侍」で新たな体験

 今春、ファッションデザイナーでありイベントプロデューサーでもある山本寛斎さんから「また力を貸して欲しい」とお声をかけていただいていたKANSAI SUPER SHOW 「七人の侍」が、ついに20日・21日に東京の有明コロシアムで開催されました。寛斎さんのスーパーショーは1993年の「ハローロシア」に炎太鼓が出演させていただいて以来、2000年の長良川競技場での「ハロージャパン ハロー21!」、2005年の日本武道館での「アボルダージュ~接舷攻撃」、2007年の東京ドームでの「太陽の船」と数十人から数百人の太鼓隊が出演させていただき、今回で5回目の参加となりました。といっても、寛斎さんの演出は毎回途方もなくパワーアップしているので、私たちはいつも新鮮な気持ちでわくわくしながら本番を迎えるのです。

 中でも今回は大量に水を用いるスペクタクルショーという企画でしたが、スケジュール的にかなり厳しいものがあり、17日朝7時の楽器搬入をスタートに、18・19日にリハーサル、19日夜に公開ゲネプロ、20・21日にそれぞれ昼夜2回の公演と、丸々5日間にわたって会場に張りつくこととなりました。出演したのは石川から出向いた27名に加え、東京、埼玉、倉敷、宮崎などの青少年と成人合わせて80名の打ち手。もっとも年少の子は小学3年生で、ハードな日程を本当によく頑張ってくれました。この体験は、きっと子供たちを一回りも二回りも大きく成長させてくれることでしょう。集客も約8000人のキャパが全公演ともに満席で、主演の堂本光一さんの人気もさることながら、太鼓の躍動的な響きを観客にしっかりアピールできたと自負しています。快く出演協力してくださった皆さん、大変お疲れ様でした。そして毎回素晴らしい経験をさせてくださる寛斎さん、本当にありがとうございました。

 またこの間、北海道では福田紳太朗さん、東京では林幹さんのコンサートもあり、いずれも盛況だったこと嬉しく聞いています。一年のしめくくりまであと一ヶ月とちょっと、引き続き気を引き締めて太鼓文化の啓蒙に努めていきたいと考えています。

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2010年11月16日

高知の皆さん、ありがとうございました

 先週末、高知県の大野見村において生涯学習の全国大会が開催されたのに合わせ、「土佐和太鼓文化研究所 一響館」が主催する第5回和太鼓コンテストがおこなわれました。参加したのは青少年の部に9チーム、一般の部に15チーム。どのチームも和太鼓が盛んな四国らしい熱演で、中でも青少年のチームには、打ち方、見せ方、パフォーマンスともに将来「さぞや」と思わせる子供たちが次々に登場し、予想以上に収穫の多いコンテストとなりました。
和太鼓コンテスト
藁焼き鰹のたたき

 すべての日程を終えた打ち上げの席では、参加者のお母さんたちによる手料理が並べられ、ワラ焼きのカツオのたたきをはじめ、山菜料理、新米料理などを心ゆくまで堪能させていただきました。こんな和やかな宴席をもてるのも、今年84歳になられた一響館の代表である明神宏和先生のお人柄ゆえでしょう。先生の末永いご壮健をお祈りするとともに、高知の皆さん、本当にご苦労さまでした。

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2010年11月 8日

人も木も大きく育って

 朝晩すっかり肌寒くなったと思ったら、もう11月も2週目。日めくりのカレンダーがどんどん薄くなっていくのに驚くばかりです。そんな慌ただしい日々の中、先月の28日は恒例の植樹祭。2003年から能登半島の穴水地内でおこなっているケヤキ植林の第7回目。当日はあいにくの悪天候でしたが、最初の年に植えたケヤキがかなり大きく育ったのを確認することができ、嬉しくなりました。また愛知県で山を守る活動をしているNPO法人「てへほ」の皆さんが取材に来られ、木を立ち枯れや虫から守る方法なども教えてもらい、いろいろ勉強させられました。この日植えた500本の幼木がこれから厳しい冬を越え、しっかりと地面に根を下ろしてくれるのが楽しみです。

 翌29日、東京の池袋で「和太鼓 松村組」のコンサートへ。相変わらずのていねいな音づくりは舞台に安心感を添え、松村先生の両脇を固める木村優一君と山田純平君の成長ぶりも好もしく、あらためて松村組の実力を実感しました。とくに山田君は20代のトップを走る打ち手として期待しています。どうかますます頑張って、若い打ち手の皆さんに刺激を与えてください。
松村組
(松村組)

 そして今月も各地でいろんな太鼓イベントが予定されています。中でもスケールの大きいのが20日、21日に有明コロシアムで開催される山本寛斎さんプロデュースのスーバーショー「七人の侍」。今回は80人の太鼓隊が出演することになり、曲作りを含めて現在奮闘中です。これまでのスーバーショーでも太鼓のシーンがもっとも熱く燃えたという自負があるので、私も気合いが入っています。詳しくはまたこのブログでご報告させていただきますので、どうぞ楽しみにお待ちください。

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