鼉太鼓

鼉太鼓 鼉太鼓

雅楽に用いられる楽太鼓のうち最大のもので、太鼓の周囲を宝珠形の五色の雲形板で囲み、さらにその外側をおびただしい朱色の火焔が取り巻いていることから、火焔太鼓ともよばれます。太鼓の革は、赤、白、黒の綿布を撚りあわせた調緒で鼓のように締め、革面には漆で金箔を貼りつけます。朱の胴の太鼓の革面に三つ巴を描き、雲形板の頂上に日輪の飾りを掲げる左方太鼓と、胴を緑に彩色して革面に二つ巴を描き、頂上に月輪の飾りを掲げる右方太鼓があり、左方太鼓は太鼓の左右に金色の二頭の龍、右方太鼓には二羽の鳳凰が刻まれています。つねに左方・右方一対で用います。