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2016年2月 2日

一期一会の対決の舞台、鼓童×源流 日本太鼓PREMIUM CONCERT 2016「打つ」

 

ポスター.jpg

 1月29日、大分市で「豊の国ゆふいん源流太鼓」と「鼓童」による「鼓童×源流日本太鼓PREMIUM CONCERT 2016「打つ」」が開催されました。まったく趣の異なる二つのグループがコラボレーションすることに驚かれた人も多かったかもしれませんが、実は源流代表の長谷川義さんは今から40年前、佐渡で「鬼太鼓座」を立ち上げた田耕さんにメンバーにと誘われた経緯がありながら、そのことを胸に秘めてアマチュアとしての立場で太鼓をつきつめてきた人。一方の鼓童は、鬼太鼓座解散後に残った座員たちによって新たなグループとして結成され、今日まで太鼓のプロフェッショナルとしてひたすら研鑽の道を歩んできた団体。その二つのグループが40年という歳月をへて、今、一つの舞台で対峙するという、なんとも興味深い公演でした。

IMG_1255 欅4尺と3尺5寸.jpg
IMG_1242.1.gif

 ステージは両グループが交互に持ち曲を演奏するという構成でしたが、どちらのステージの中央にも配されていたのがケヤキの大太鼓。源流は3尺5寸、鼓童は4尺の二つの大太鼓は、実は日光で伐採した1本のケヤキから製作したもので、はからずも同じステージで対面したことも因縁を感じさせる光景でした。

  その演奏はといえば、それぞれが渾身の力をこめて打ち込みながら、源流の密度の濃い猛々しさと、鼓童の端正で緻密な曲の運びが見事な対比を見せ、まさに一期一会の舞台でした。はるばる東京から駆けつけたという観客の一人がふと漏らした「絶対に見逃せない公演だった」との一言が、このステージの模様を象徴していたのではないでしょうか

IMG_125演奏直後の長谷川さん.jpg

   今回の公演で長谷川さんは気持ちの中に一つの区切りをつけたように思います。これからは(公財)日本太鼓財団の副会長として、日本の太鼓文化をどうとりまとめていくのか。難しい舵取りを託された長谷川さんが、次の世代をどう導いていくのか、大いに関心が高まるところです。

 

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