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2020年9月24日

コロナ禍を逆手に

 コロナ禍によりホール等の収容率を50%に制限する措置がとられていましたが、映画・演劇、バレエ、クラシック音楽のコンサートなど観客が大声を出さないイベントに限り、19日から収容率が100%に引き上げられました。それにともない太鼓の公演も少しずつ再開されていくことが予想され、現に、規模の小さなライブがポツポツと各地で行われ始めたとの情報も入ってきています。

0924.2020.a1.jpgそこで望むことは、およそ7ケ月間の活動自粛の期間に打ち手の皆さんが胸の奥に留めてきた思いをどうか舞台の上に表現していただきたいということ。この自粛が決して無駄な期間でなく、新たな表現の根源となって、これまでとは異なる、さらにレベルアップした舞台を見せていただけるよう、一日も早く以前のように全国のコンサートにお邪魔できることを楽しみにしています。

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2020年9月16日

我がふるさとに不思議なご縁を発見

 

  春以来の自粛生活で外出の機会も格段に少なくなり、運動不足のせいで近ごろはお腹周りが成長ぎみ。腹筋やダイエットなどいろいろ挑戦したものの、私のことで長続きせず、このところはもっぱら歩け、歩け。少なくて6千歩、多い時は1万2千歩、歩くのが日課になり、車に乗っている時は気づかなかったいろんな風景が目に入るのがウォーキングのいいところ。

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 一昨日の土曜日は自宅を出発してから近くの集落、遠くの集落、国道を経由してやがてたんぼ道へと約1時間半。その道すがら、自宅と会社との中ほどあたりの米光集落で見つけたのが、「臨済宗萬福寺跡」と刻まれた石柱が建つ石碑。読めば萬福寺は室町時代に営まれた臨済宗の寺院で、「京都東福寺を本山とした皇室領日月蝕料所 だった米光村の代官を務めていた」という。むむ、萬福寺とは、どこぞで聞いたことのある寺の名。そう、太鼓専門誌「たいころじい」の第27巻、「鼓楼を訪ねて」と題した特集記事に登場した京都の寺。あらためて誌面を開けば、太鼓をおさめた立派な鼓楼が本堂のかたわらに建っている写真。そうした古刹と、我が住むこの地とが古い時代からつながっていたとは、なんとありがたくも不思議なご縁。驚きと誇りを感じつつ、歩くことの健康的・精神的効用を実感した日でした。

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2020年9月 2日

おついたち参りに思う

 

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 毎月、月の初めの一日(ついたち)は、白山市の守り神である白山比咩神社の「おついたち参り」に参詣するのが私の恒例行事。今月は、秋とはいえどまだまだ残暑厳しいながら、心なしか先月よりも人出が多いような。長引くコロナ禍もあり、神に祈り、日頃の感謝を捧げるのもおついたち参りの意義だろう。

 

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 さて、拝殿には、毎月「今月の言葉」として、故事にまつわる教訓をしたためた紙が置かれているのも恒例。ちなみに今月は「自(みずか)ら恃(たの)みて人を恃むことなかれ」。中国戦国時代の思想家、韓非子(かんぴし)の言葉で、意味は「私たちが一番に信頼し、頼りにすべきは自分自身。人に助けてもらうのは大切だが、それに頼ってばかりではいけない。何ごとも自身をもって困難に挑戦していく力をつけよう」ということで、その通り、いざとなり、頼りになるのはやはり自分自身。日頃からそう思っていてもついつい弱気になりがちですが、はっきりと文字を目にして、あらためて決意を強くしたお参りでした。

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  雲竜の如           まさに雲竜の如く

 日本は今、政局の転換期で、総理としての在職期間が歴代の中でもっとも長い安倍総理にかわり、誰が頂点に立つのか混迷していますが、私たち国民の願いはただ一つ、この日本という国がどうか良い方向に向かうように。誰であれ、確固たる信念と思想をもって、国政の舵をとって欲しいものです。

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