2020年1月27日
73歳の階段を昇って

大寒を過ぎても今年の北陸は雪知らず、穏やかな日が続いています。雪がなくて喜んでいる人、反対に雪を望む人、それぞれの事情があることでしょうが、いずれにしてもどこか尋常でないような異常気象を肌で感じている今日このごろです。

そんな中、21日、また一つ齢の大きな階段を昇りました。73歳。昨年の72歳とは重みの違う階段です。というのは、父が亡くなった年齢と同じになったこともあるのか。人は生きていく上でつねに進むべき道を探し、その道探しの連続が人生とも言えますが、そしてそれを意識するかしないかの違いはあるでしょうが、73歳を迎えた朝、この一年の言葉として「毎日、一歩一歩、一日 一日を大切に生きよう」と、これから開ける扉の先に向かう覚悟。Going My Way。何が待っているか、お楽しみ。

さて、年明けから各方面の新年会や末席に名を連ねる公職の会合などが続き、1月はあまりコンサートに足を運べなかったものの、5日に東京の塚本鷹さん率いる「暁」公演、11日「倭新春公演」19日に神戸で木村優一さんの「神戸taiko音楽祭」、22日東京のオーチャードホールでTAOの「ザ・ドラマーズFINAL|を拝見。いずれも前回の舞台よりもさらに進化した演奏にふれて、大変幸先の良い一年の始まり。明るい春の兆しを感じた公演でした。
2020年1月 6日
今年もよろしくお願いいたします。
新年おめでとうございます。
2020年が始まりました。今年の干支は「子(ね)」。子=ネズミで、子供がたくさん生まれることから、運気も上昇するといわれ、元旦の初詣には「どうか良いことがたくさんありますように」との願いを込めて手を合わせました。
新しい年を迎え、あらためて振り返れば、私もこの道に入って52年。昭和、平成、令和と、三つの時代を体験してきた中で、多くの皆さんに支えられながら、なんとかここまで走ってきました。奇しくも昨年の令和元年は、我が社の創業410年目。そして今年は411年目と新しい時代に入るのを節目に、私も次の時代の扉を開けてみるのもよいかと。そんなことを思いながら、気に入っている特製のグラスの酒器で一人静かに酒を味わっている年の始めです。
何はともあれ、本年もどうぞよろしくお願いいたします。