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2020年8月 9日

盆休みに思う

 

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 最近の話題といえば、どこにいっても新型コロナウイルスに関することばかり。これから社会はいったいどうなっていくのか、私自身も皆目見当がつかない日々。ウイルスとどうつきあい、社会活動、経済活動を持続しながら、なおかつ鉄道や道路、物流などのインフラは停滞させることなく、この国を維持していく難しさ。そうした中で、どうしても後手に回るのが「文化」。心に余裕があればこそ、文化を楽しむゆとりも生まれることに希望を託し、盆休みで無人になった事務所で一人思いをめぐらせている今日このごろです。

 

 なお、明後日11日は大分県を拠点に世界的な演奏活動を展開している「DRUM TAO」が四年前からとりくんできた「TAO芸術村」のオープニングセレモニー執行日。ぜひともお邪魔したかったのですが、やむを得ない事情により赴くこと叶わず、まことに残念。どうか藤高代表はじめメンバー皆々さまのますますのご活躍を心より祈っております

 

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2020年7月29日

寛斎さん、ありがとうございました。

 26日の夜、山本寛斎さんの身近にいる人から電話があり、寛斎さんが去る21日に亡くなられたことを知りました。思いがけない訃報でした。この春、白血病で入院されたというご連絡に続き、「元気になってまたイベントの現場に戻る」とのメッセージをいただいていたので、まさかこんなに早く旅立たれるとは思いもしませんでした。大きな衝撃でした。

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 山本寛斎さんはファッションデザイナーとしてその名を知られていますが、近年はイベントプロデューサーとしても手腕を発揮され、「KANSAI SUPER SHOW」と名づけて数々の大きなイベントをものにしてきました。そこにはいつも太鼓が活躍する場があり、太鼓文化とファッションを結んだ新しい文化の世界に導いてくださいました。いわば「太鼓界の大恩人」です。

 初めてお目にかかったのは1991年。翌年、ロシアで開催するというイベント「ハロー ロシア!」に、結成まもない炎太鼓を起用したいとのこと。自ら松任に来られ、実際に炎太鼓の演奏を見て、強烈なダメ出し! さらに再度にわたって来県され、微に入り細にわたってアドバイスをくださり、余分な演出をいっさい削ぎ落としてストイックなまでに研ぎ澄まされた演奏にたどり着いた炎太鼓をロシアに招いてくれたのでした。こうして現在に続く焱太鼓が誕生し、同時に私は未知の分野だったイベントのノウハウを寛斎さんの近くでつぶさに学ぶことができました。

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 以来、2000年の岐阜・長良川競技場での「ハロージャパン!ハロー21!!」、2004年日本武道館での「アボルダージュ〜接舷攻撃〜」、2007年東京ドームでの「太陽の船」、2010年有明コロシアムでの「七人の侍」など、いずれも壮大なスケールのイベントに、全国から集まった数十、数百人規模の「太鼓隊」として参加させていただいた幸せ。また2003年から東京新聞と共催で開催した「東京国際和太鼓コンテスト」では審査員を快諾いただき、毎回ユニークな審査評をいただいたことも楽しい思い出です。

 そうした足跡を踏まえ、これからいよいよ寛斎イベントの仕上げに入るという時に倒れられてしまうとは、なんとも残念でなりません。口惜しい限りです。

 けれど、いつも「元気!」という言葉が大好きだった寛斎さんのこと、きっと天国でも元気いっぱい、おろおろしている私を見下ろして「元気出せよ!」と叱られるかもしれませんね。

 いつも私の頭上にまぶしく輝く大きな太陽、寛斎さん、永い間お疲れさまでした。そしてありがとうございました。心からご冥福をお祈りいたします。

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2020年7月22日

太鼓界のS字カーブ、今後のゆくえ

  今さら申すまでもないことですが、日本の太鼓芸能は古いようで新しく、太鼓がコンサートという形で舞台上で演奏されるようになったのは1970年代以降のことです。それ以前、戦後1960年代から『御陣乗太鼓』や『助六太鼓』、川田公子さん、大場一刀さんなどが少しずつテレビなどに出演するようになり、また北陸では加賀温泉郷の各旅館が宴会の余興に太鼓を上演したことなどがきっかけとなり、石川、福井の両県で太鼓芸が興隆。そして1970年代、佐渡島を拠点とした「佐渡の國鬼太鼓座」が海外で華々しく太鼓の公演を行ったことを契機に、日本の太鼓芸能は広く世界に知られることになりました。その結果、今やヨーロッパ、アジア、南北アメリカ、オセアニアと、万を超える太鼓チームが国境を越えて世界各地で活動するようになりました。

 ですが、今回の地球規模での新型コロナウイルス感染拡大の影響により、ほとんどの太鼓イベント・コンサートが中止または延期となり、多くの演奏者が無念にもバチを置いている状況と察しています。私自身も、まことに地団駄を踏むような思いです。

 しかしながら、ふたたび感染が急激に拡大しているこのところの苦しい中でも、なんとかこの状況に突破口を開こうと、観客を大幅に縮小したコンサートやyoutube配信などに挑戦し始めた演奏者の一部もおられます。こうした活動が、せっかく国内外に浸透した太鼓文化の熱を衰微させない助けになるよう、切に願っています。

 思えば太鼓芸能の発展は、経済活動のS字カーブによく似ています。1970年代から急成長の一途をたどり、1900年代以降あたかも大爆発を起こしたかのように大きく伸びたものの、このコロナ禍によって頂点から下降しつつある実態。こうした時こそ、下降をどう留めるか、太鼓文化研究所理事長として、もっともっと勉強しなければならない使命感を感じています。

 ちなみに、何か事を成すには「情熱」「行動力」「使命感」の3要素が欠かせません。その言葉を胸に、今日も自分を叱咤激励している昨今です。

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2020年7月 2日

梅雨空の下で

 このところ連日の曇天、雨天の繰り返しで、いかにも梅雨の時期らしい空模様。いつもの年なら「梅雨」という言葉だけで少々うっとうしい気分になるものですが、今年はコロナウイルス感染予防による外出自粛であまり季節感を感じることがなかったせいか、確かに季節は進んでいることを雨の感触によって実感しています。

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 さて、先日この欄を通じて、あるいは書面を通じ、浅野太鼓を退社したことをお知らせしましたが、その後、たくさんの方々からお手紙やお心遣いのお品をお送りいただき、さらに当地まで訪ねてくださった皆さんもおられ、大変嬉しく有り難く、また私のような不才の身にあたたかいお心をいただいたこと、ただただ恐縮しています。この場を借りて、心より御礼を申し上げます。どうもありがとうございます。今のところ、日々の日課が変わったことで自分でもまだうまくスケジュール調整ができていないのですが、完全に外出規制が解除されたあかつきには、皆さんにご挨拶がてら各地のコンサートに足を運ぶ予定でおり、その日を待ち遠しく思っています。その際はどうぞよろしくお願いいたします。

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2020年6月11日

人生の区切りに思う

 

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 新型コロナウイルスの感染拡大防止のために外出を控えている間、ふと気がつけば野山はみずみずしい緑一色。新しい世代が夏に向かって元気に枝葉を伸ばしています。そして我が社も世代交代、新しい世代が令和2年の新年度を歩き始めました。私事ですが、去る5月20日、52年間にわたって在職した株式会社浅野太鼓楽器店を退社しました。21歳から太鼓づくりひと筋、ここまで長かったような、短かったような。さまざまな思いが去来しますが、ともかく人生の一つの区切りをつけ、ささやかながら「何事かをやりきった」という晴れやかな気持ちで私自身も新しい扉を開いた心地です。

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  退社のことは昨年から心に決めていたことなので、ごく近しい人にはお知らせしたところ、ある日「舞太鼓あすか組」主宰の飛鳥大五郎さんが遠路奈良からご来県。夫人の高司まゆさん、ご子息、メンバーの方もご一緒で、久し振りの再会に感激。そしてびっくり! 額に入った立派な表彰状を授賞! 「顕彰状 浅野昭利様」と名入りの賞状には、これまでの身に余る功績の数々。嬉しいやら有り難いやら、ただただ胸がいっぱいになるばかりでした。

  さらに、たくさんの皆さまから心あたたまる退社のお祝いのお品やお手紙をいただき、どの人にもそれぞれ懐かしい思い出の場面があり、52年の歳月があらためて尊くよみがえりました。お礼を言わなければいけないのは私の方。本当に長い間ありがとうございました。

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  今後は一般財団法人浅野太鼓文化研究所理事長として、変わらず太鼓文化の振興と発展に努めてまいります。今までのように皆さまのコンサートにはできる限りお邪魔するつもりでいますので、どこかで見かけたらどうぞお声をかけてくださるようお願いいたします。

 というわけで、今後とも浅野太鼓、浅野太鼓文化研究所と浅野太鼓祭司をどうかよろしくお願いいたします。

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2020年5月14日

願いは一つ!

 5月に入り、社の駐車場の大空では、昨日まで毎日青空いっぱいに鯉のぼりが泳いでいました。コロナ禍から子供達を守ってくれるようにとの願いを込めて、また日本の伝統文化を絶やすまいと、小さな誇りを胸に秘めて−−−。ともかく現在のコロナ世情の中、一日も早く終息するよう、外出を控えて書類の整理などに時を過ごしている毎日です。

 

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 ある人からのmailにこんな言葉がありました。「これはきっと時代の変わる節目。振り落とされないよう頑張ります」と。我が社だけでなく、世界中の事業所の社運がかかるコロナ禍。この言葉を肝に銘じ、時代を見据えながら進もうとあらためて決意を固めた今日の日です。

 世界中からコロナウイルスが絶滅しますように!

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2020年4月20日

こんな時こそ何ができるか

 

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 新型コロナウィルスは、日本全土でますます感染拡大し、8日には東京都をはじめとする7都府県に緊急事態宣言が発令、続いて16日には全国に緊急事態宣言を発令しました。国民の多くは不要不急の外出を控えることを余儀なくされるとともに、経済活動も徐々に渋滞に陥っています。また多くの事業やイベントが中止、あるいは延期となり、さまざまな面で困難な状況に直面している人々が多いことでしょう。こうなってみると、これまでの何気ない日々の生活がいかに大切なものだったか、そして未知のウィルスの怖さを身にしみて実感しています。

 ですが、こんな時だからこそできることもあるはず。感染に打ち克つための免疫力を高める工夫をしつつ、いつの日かこの一連の騒動が終息した暁には、太鼓文化をさらに大きく花開かせる日がくることを願うのみです。

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2020年4月 1日

寛斎さん、一日も早いお帰りを待っています。

 世はまさに爛漫の春。一歩外に出れば満開の桜があでやかですが、悲しいかな、桜見物どころか、今、世界中を巻き込んだコロナウィルス騒ぎ。このまま感染拡大が進めば、日本沈没もあり得ないことではないと危機感が募るばかり。とはいえ、中にはいたってのんきに構え、とくに若者たちは外出自粛に耳を貸さない人々も多いようですが、さすがに志村けんさんが亡くなったことを知って、ようやく「これはいかん」と、目に見えない病原菌に恐れを抱き始めたようです。志村さんといえば、子供たちがまだ小さいころ、毎週「8時だよ全員集合」を楽しみにして、茶の間に全員集合してテレビを見ながらはしゃいでいたことを思い出します。その志村さんの思いがけない悲報という現実。この危機を乗り越えるには、やはり一日も早いワクチンの開発が待たれます。どうかそれまでしっかり栄養のある食事をし、体力を温存しておきたいものです。

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 こうした中、昨日は山本寛斎さんが骨髄性白血病にかかっていることを公表されました。寛斎さんといえば1992年の寛斎スーパーショー「ハロー・ロシア!」に炎太鼓を起用していただいて以来、何かと太鼓にお声をかけてくださり、現在の太鼓界にとって大きなご恩のある人です。昨夜のテレビで「元気になって必ず戻ってくる」と約束してくれたお姿を見て、ハロー・ロシアの時の豪快な掛け声を思い出しました。現在、曲がりなりにも全国の皆さんから太鼓イベントの企画・プロデュースのご依頼をいただけるようになった私の原点を振り返ると、いつもそこにおられる寛斎さん。どうか一日も早く快復されますよう、心から祈るばかりです。

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2020年3月22日

新型コロナウィルス感染拡大の中、一陣の爽やかな風

 新型コロナウィルスの世界的な感染拡大の中、石川県では昨20日、コロナウィルス感染症対策本部長である谷本知事から、県主催のイベントの自粛について、4月から解除する方針が示されました。そのためにはもちろん感染防止策を徹底することが大前提ですが、先行きに明るい光が射してきたような気がして安堵しています。ですが、近畿や阪神ではまだまだ緊張感が続いている状況で、経済危機も日ごとに不安が大きくなってきています。ともかく、今が正念場と気持ちを強く持ち、今以上の拡大の防止と、感染された方々の一日も早い回復を祈るばかりです。

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 そうした中、ヒダノ修一さんのご子息で、太鼓パフォーマーの一彩さんが訪ねてきてくれました。まだ22歳の若さですが、太鼓についてのしっかりした考えや、さまざまな分野に関する知識の豊富なことに驚かされました。頼もしさと同時に、すがすがしさを感じたひと時、どうかこの文化を末永く継承していって欲しいものです。

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2020年3月 3日

まずは感染の蔓延を食い止めるのが急務

 3月に入り、明日はひな祭り。本来ならば桃の花など飾って華やぐところですが、今年は連日新型コロナウィルス感染拡大のニュースが乱れ飛び、なんとも落ち着かない日々。一昨日、安倍首相によって当面の国の方針が発表されましたが、さまざまな異論もある中で、まずはなんとしても感染の蔓延を食い止めるのが一番の急務。この1カ月を乗り切れば、4月にはいろんなものごとが再始動することだろうし、逆に今いい加減な対応で済まそうとすればやがてはすべての首を絞める結果となることも予想でき、大変に難しい局面ですが、何はともあれ一日も早い終息を祈るばかりです。

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 ともかく3月は多くの事業所で決算を迎える時期。我が社も例にもれず一年の総決算をする時にて、ウィルスによる社員の不安や健康維持に気を配りつつ、いっそう気を引き締めて一年の締めくくりを迎えたいものです。

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