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2016年5月13日

熊本で地震のすさまじさを実感

 4月14日以来、今も地震活動が続く熊本・大分地方の皆さん、さぞや落ち着かない日々をお過ごしのことと思います。どうか一日も早く、普段の暮らしに戻る日が来ることを祈るばかりです。

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 そんな4月、27日に林田ひろゆきさんの和太鼓生活30周年記念コンサート。自身の演奏活動とともに後進の育成にも努め、新潟、名古屋、東京など、各地で着実にミニコンサートを続けている若者たちを上手にまとめて太鼓文化の底上げに貢献されている様子。まことに心強く、さらに35周年、40周年を目ざして頑張って欲しいと願ったコンサートでした。

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 その足で向かった長崎県島原市で、今は亡き和道深江太鼓元代表・岩永和昭さんの長男の結婚式へ。このあたりは私が35〜50歳代に太鼓の配達にひんぱんに足を運んだ、思い出深い土地。岩永さんとはその当時から懇意にしていただいた間柄で、すでに亡くなってから7年が過ぎているにかかわらず、披露宴の会場にはおよそ300人の来賓。あらためて故人のつきあいの広さがしのばれました。奥様のお元気な姿に安心。そして父上の遺志を継いだ新郎と新婦さん、どうぞ末永くお幸せに。

  続くゴールデンウィークの間も、アルゼンチンやフランスなどから相次いで来客を迎え、ようやく一息ついた5月4日。ずっと気がかりだった熊本めざして社員2人とともに出発。夜9時に白山市をスタート、夜通し走り続けて翌朝熊本に到着。先代からお世話になっている益城の皆さんや、阿蘇、久住、湯布院などを訪ね、それぞれに被害を受けながらも気丈に頑張っている顧客の皆さんと対面。とにかくご無事を確認し、被災した太鼓を引き取りながら帰途につきました。途中、阿蘇神社に立ち寄ったものの、無残に倒壊した社殿を目にし、今さらながら地震のすさまじさを実感。これ以上の被害が出ないよう、早く余震がおさまるよう、切実にそう願った帰り道でした。

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2016年4月25日

熊本地震で被災された皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。

 4月14日21時26分に熊本県熊本地方を震源とする最大震度7の地震が発生して以来、今日で10日目。いまだ地震活動が続いている九州の皆さまには、心よりお見舞いを申し上げます。

 はからずもその三日前から熊本・大分方面に出張し、13日に帰社したばかりだっただけに、14日以降に報道を通じて知った被災地の惨状には目を疑うばかりで、あののどかだった熊本城や熊本街道、風情ある吊り橋や鉄橋などの被害の様子を見るにつけ、胸がつぶれる思いです。

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 ことに被害の大きい益城市には、先代からおつきあいのある高柳さんがおられ、地震の第一報後に電話したところご無事を確認できてほっと安心。とはいえ、熊本、大分の両県には懇意にしていただいている皆さまが多く、一日も早く事態が収束するよう祈るばかりです。

 こんな時に現地の皆さまに対してどのようなお手伝いができるか思い迷うばかりですが、ともかく太鼓に被害を受けられた皆さまには無償で張替をさせていただきます。どうかご連絡をくださるようお願いいたします。

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2016年4月 4日

青梅で人生の先輩の元気に感動

 

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 青梅で永く太鼓団体「鼓代神」を率いてこられた伊藤芳男さんが、3日、「鼓希記念コンサート(祈り)」を開催されました。鼓希は=古希で、昔ならば「古来稀なり」といわれた70歳の節目。ところが70歳といえど、毎年青梅マラソンに出場と思えば、沖縄まで行ってシニアマラソンにも出場するほど元気闊達な伊藤さん。今回のコンサートでは太鼓はもちろん、トランペットに篠笛まで自在に演奏する芸達者ぶり。しかも大太鼓には赤ふんどしで立ち向かい、会場から拍手かっさい。両脚の太ももはビワの実のように筋肉がつき、鍛え上げたムダのない肉体にもおどろき。自分を厳しく律し、日々の鍛錬を怠らない伊藤さんの姿勢に、ただただ敬服あるのみ。さらに我が社製の太鼓を舞台に並べ「これが本物の太鼓、これが本物の響き」と、客席に紹介してくれ、一木づくりの太鼓の音の良さをアピール。その心づかいも嬉しく、伊藤さんの今後のますますのご壮健とご活躍を祈った舞台でした。伊藤さん、鼓代神の皆さん、お疲れ様でした。

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2016年3月17日

恒例の太鼓まつりで熱い感動

 

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 昔の人は冬から春への変わり目の気候を「三寒四温」と表現しましたが、今年の気候は真冬と初夏を行ったり来たりというありさまで、体がついていかない状況。それでも木の芽は少しずつ膨らみ、庭ではクロッカスが開花。天候不順な中でも、春は着実に近づいているようです。

  毎年この時期に開催されるのが、福島県の「飯坂温泉太鼓まつり」。今年は13日の日曜日、例年どおり会場の「パルセいいざか」の客席は超満員。毎年のことながら、このイベントを仕掛けた人、その思いを引き継ぐ人、そして200人を数えるスタッフの皆さんの熱い意気込みが感じられ、毎回このイベントに関われることを誇りに思います。事務局長の武山英明さん、その右腕としてイベントの中核を支える斎藤通夫さん、さらに観光協会会長兼実行委員会委員長の畠隆章さん、無事に第15回目を終えられ、本当にお疲れ様でした。今日からは早くも第16回のプランを練っておられることでしょう。来年も楽しみにしていますよ。

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  一方、3年先に立派な太鼓になることを目ざし、我が社には今、大径の原木が次々に入荷。手をかけ、愛情をかけ、「太鼓」となってふたたび生命を蘇えらす日を楽しみに、原木を眺める今日このごろです。

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2016年2月25日

太鼓の新しいステージにふれた瞬間

 先々週の11日(木)~14日(日)、ブロードウヘイSkirball Centerの「DRUM TAO」の公演を視察。「アメリカ」という異国の地のシアターのシートに座ると、これまでの和太鼓の変遷が懐かしく思い起こされました。

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 1950年代、石川県福井県の温泉郷で「お迎え太鼓」ができその後、長野県で活動していた「御諏訪太鼓」の小口大八さんが初めて「複式復打」とよばれる「組太鼓」を考案したのがきっかけに、北海道「大場一刀の北海太鼓」、東京の「助六太鼓」を始めいくつかの太鼓チームが出現。1964年の東京オリンピックと1970年の大阪万博を経て和太鼓は大きくクーズアップされることになり、そして1970代、佐渡の「鬼太鼓座」により、それまでの「打ち鳴らす太鼓」から「打ち込む太鼓」への大きな転換を果たし、舞台芸能化した太鼓へと成長し、初めてのブロードウェイ進出。さらに「鬼太鼓座」「鼓童」を経て日本で最初の太鼓ソリストとなった林英哲さんの登場。そしてレナード衛藤さんによって太鼓はさらに音楽性を高めると同時に、かつぎ桶という新しい太鼓も出現。そうした環境の中で、プロのチームも続々誕生。近年では歌舞伎俳優で人間国宝の坂東玉三郎さんや舞台演出家の宮本亜門さんなど太鼓以外の分野から芸術監督を迎える機会も。こうした流れの中、私にとってはどのシーンも忘れがたく大切なもの。今、間近で繰り広げられている「TAO」の演奏に歓喜し、多くの観客がスタンディングオベーションしている風景にふれ、また一つ新しい太鼓のステージが生まれた瞬間に立ち会った幸せをかみしめたのでした。

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2016年2月 5日

期待の愛知で新しい太鼓の息吹

 

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 前回の「鼓童×源流」拝見の旅の帰り道、実はもう一つ楽しい舞台と出会った話。大分から飛行機で向かった名古屋で、「辰バンド」結成10周年記念の公演。もともと愛知は、プロの打ち手を目ざす、またはプロとして活躍している若者が多い土地柄。辰バンドも「GONNA」の小林辰哉さんを筆頭に、同じく木村勇介さん、「和太鼓ユニット光」の羽田康次さん、「大治太鼓尾張一座」の若山和之さん、「邦楽ユニットJia」の吉村純一さんと吉村あつみさんの6人が、各自が所属するチームの枠を超えて新しい試みに挑戦しているユニット。それぞれに伝統芸能や地元に根づいた芸能をしっかり学び、その上で新しい太鼓を模索しながら創作したステージは、ワクワクと胸躍るようなノリの良さと、転がるように丸みのある音のなんとも言えない心地良さ。6つのエネルギーが結集し、新しい太鼓音楽が花開くような息吹を肌で感じたひと時でした。

  名古屋といえば、神戸の「和太鼓松村組」を卒業した山田純平さんも西尾市で活動をスタート。ますます今後が楽しみな愛知です。

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2016年2月 2日

一期一会の対決の舞台、鼓童×源流 日本太鼓PREMIUM CONCERT 2016「打つ」

 

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 1月29日、大分市で「豊の国ゆふいん源流太鼓」と「鼓童」による「鼓童×源流日本太鼓PREMIUM CONCERT 2016「打つ」」が開催されました。まったく趣の異なる二つのグループがコラボレーションすることに驚かれた人も多かったかもしれませんが、実は源流代表の長谷川義さんは今から40年前、佐渡で「鬼太鼓座」を立ち上げた田耕さんにメンバーにと誘われた経緯がありながら、そのことを胸に秘めてアマチュアとしての立場で太鼓をつきつめてきた人。一方の鼓童は、鬼太鼓座解散後に残った座員たちによって新たなグループとして結成され、今日まで太鼓のプロフェッショナルとしてひたすら研鑽の道を歩んできた団体。その二つのグループが40年という歳月をへて、今、一つの舞台で対峙するという、なんとも興味深い公演でした。

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 ステージは両グループが交互に持ち曲を演奏するという構成でしたが、どちらのステージの中央にも配されていたのがケヤキの大太鼓。源流は3尺5寸、鼓童は4尺の二つの大太鼓は、実は日光で伐採した1本のケヤキから製作したもので、はからずも同じステージで対面したことも因縁を感じさせる光景でした。

  その演奏はといえば、それぞれが渾身の力をこめて打ち込みながら、源流の密度の濃い猛々しさと、鼓童の端正で緻密な曲の運びが見事な対比を見せ、まさに一期一会の舞台でした。はるばる東京から駆けつけたという観客の一人がふと漏らした「絶対に見逃せない公演だった」との一言が、このステージの模様を象徴していたのではないでしょうか

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   今回の公演で長谷川さんは気持ちの中に一つの区切りをつけたように思います。これからは(公財)日本太鼓財団の副会長として、日本の太鼓文化をどうとりまとめていくのか。難しい舵取りを託された長谷川さんが、次の世代をどう導いていくのか、大いに関心が高まるところです。

 

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2016年1月21日

TAOの皆さん、ブロードウェイ公演の成功を祈る

 年が明けてから、早くも2週間。今年は毎年恒例にしていた新年のご挨拶回りも充分におうかがいできず、ご無礼した皆さまには心よりお詫び申し上げます。

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  さて、今年初のコンサート見聞は1月14日、東京のオーチャードホールでの「TAO」の公演。昨年よりも密度を濃くしたステージは、2月10日からのブロードウェイ公演の成功を予感させるもので、期待が高まります。思えば、ブロードウェイの舞台に和太鼓が立つのは、1978年(昭和53年)の「鬼太鼓座」以来の快挙。アメリカの観客の視点に立てば、もう少しステージパフォーマンスの凝縮が欲しいかとも思いつつ、ぜひとも大成功をおさめて欲しいと願った公演でした。

  その足で向かった高知では、土佐和太鼓文化研究所『一響館』が主催する第10回和太鼓コンクール。今回は高知市近隣から23の太鼓チームが参加。地域に根づいた太鼓の文化を守ろうとしている皆さんの熱意がひしひしと感じられ、伝統の演目と新しいものに挑戦されている音色に心を打たれました。皆さん、大変ご苦労さまでした。 

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 また、コンクールの10回記念と、一響館設立15周年記念とを兼ねて、思いがけなく私に表彰状をくださったのにはびっくり。一響館主宰の明神宏和先生はじめ皆さんのお心遣いにただただ感激のひと幕でした。

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 最後に、今日1月21日は私の誕生日。遠方から花束を持って駆けつけてくださった方や、ブレゼント、電話、メールなど送ってくださった皆さん、心よりお礼申し上げます。今日からまた魂に活を入れて踏ん張ります!どうぞよろしくお願いします。

 

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2016年1月 7日

太鼓の音に決意も新たに

  新年おめでとうございます。

 2016年がスタートしました。我が社では今日から仕事始め。午前10時に初荷を積んだトラックが、今年一年の商売繁盛の願いも積み込んで出発しました。

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  さて、年頭に思うこと。従来、太鼓の響きは神を迎え、もてなし、お送りするものと思っていたのですが、ある人の言葉によって別の力もあることに思い至りました。その人は神前で聴いた太鼓の音が、新しい道を切り開く勇気を与えてくれたと。しかり。太鼓は道を開く音なのだと、私もまた太鼓の音と共に、難しい時代をなんとしてでも生き残っていく決意を新たにした新年です。

 皆さま、本年も旧年に引き続いてのご贔屓を、何とぞよろしくお願い申し上げます。

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2015年12月28日

どうか良いお年をお迎えください。

 

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 今年は例年にも増して慌ただしい年の瀬、ふと気がつけば、あと3日で2015年も終わり。振り返れば、本当にあっという間の一年だったように思います。そんな追い込みの中、11月21日広島県廿日市市「阿厳太鼓結成35周年」23日に山形県鶴岡市の「念珠関辨天太鼓創生成会」の設立25周年記念公演、28日に千葉県船橋市で「こども和太鼓高野太鼓」25周年記念公演、12月に入って6日に長崎県南島原市で無双太鼓35周年記念「島原半島和太鼓祭」、12日は東京で「打組」の富田和明さんと「鼓童」の藤本容子さんによる初のデュエットコンサート「容子和鼓(ようこかずこ)」、14日には林英哲さんの演奏活動45周年前夜祭「林英哲コンサートスペシャル2015『集え!寿ぎの歌』」、19日からは「鼓童」の年末恒例ワン・アース・ツアー「2015〜混沌」結びの東京公演と相次いで開催。それぞれ心に残る節目の舞台を終えられました。
ことに高野太鼓は、未来ある子供たちを太鼓で応援するという設立当初からの理念が受け継がれてほほえましく、島原半島和太鼓祭では35年近いおつきあいがある懐かしい顔ぶれと再会、また容子和鼓は太鼓と語りで人生を表現したステージが和やかに心をほぐしてくれました。
 また現在の太鼓文化を創り上げたともいえる双頭の英哲さんと鼓童のステージも深く印象に残り、高められた芸に思わず「よくぞここまで」のつぶやき。
 英哲さんの舞台は、天井の照明バトンまで露出した全開の舞台の「場の力」も味方につけて、見事な様式美を表現しながら舞台芸能としての太鼓の物語を見事に紡いだ2時間。2016年には太鼓人生45周年を迎える先達としての意地と執念が凝縮され、手に汗握るような圧倒的な存在感をつきつけられました。この舞台の裏には、計り知れない日頃の鍛錬が隠されているのだろうなあと、独り言。
 1週間後に訪れた鼓童の舞台も、以前の鼓童とはひと味違うステージ展開。永年のファンからは賛否両論あるというものの、舞台監督の坂東玉三郎さんにしか創れない舞台運びが新鮮。途中の一部コミカルなシーンはうなずけないが、全体に太鼓の生音をきれいに紡いだ繊細な衣擦れのような音づくりに、3組のドラムセットとのコラボレーションも違和感なく、太鼓との音の対比が楽しいひと時。開演前の舞台設営がいつの間にか本番につながるユニークなオープニングから、大太鼓と締太鼓が和太鼓ならではの芯のある響きを聴かせるエンディングまでの流れも、生まれてから何がしかの手ごたえを刻んで終末を迎える人間の一生を表しているように思われ、趣深く鑑賞。一貫して鼓童らしい端正な所作が貫かれつつ、新たな舞台が表現された気がする公演でした。
 あたふたと過ぎた私の2015年を心豊かにしめくくってくれたどのチームの皆さんも、本当にお疲れ様でした。
 さて、最後になりましたが、この一年お引き立てをくださった顧客の皆様、どうもありがとうございました。心より御礼を申し上げます。引き続き明年も精励いたしますので、何とぞ変わらぬご愛顧をくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
 ではまた新年にお目にかかりたいと存じます。どうか良いお年をお迎えください。

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