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2013年3月 7日

感謝と大失態

 公益財団法人日本太鼓財団からの依頼により、昨年6月から今年2月にかけて、全4回にわたり一級指導員研究会で太鼓の話をする機会をいただき、先日、宮崎において第4回目を無事終了しました。振り返れば第1回目の室蘭を皮切りに、一関、岐阜、宮崎と、話下手な私の講義を皆さんよく聞いてくださったこと、あらためて感謝しています。そしてこのような機会をくださり、ご自身も毎回会場に駆けつけてくださった塩見理事長には、深く御礼を申し上げます。人前で話すことは決してたやすいことではなく、毎回、私なりに資料を準備し、太鼓づくりについて復習したことは、思えば何よりの学びとなりました。至りませんでしたが、本当にありがとうございました。

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 さて、日本の太鼓の中でも、胴に「木星」とよばれるクサビを打ち込んだ珍しい大太鼓が26基もあるのが熊本県宇土市です。そこで鼓童の藤本さんと今福優さんがその大太鼓を演奏するというので、3月2日にお邪魔しました。3年に一度行われる雨乞い祭りのほかは大太鼓収蔵館に保管されている木星大太鼓は見れば見るほど豪快で、なぜこのような形になったのか今も謎に包まれているというミステリアスな由来とともに、深く印象に残ったひとときでした。

 ところが、その余韻を吹き飛ばす大失態!熊本空港から乗った飛行機の中、売店で買ったコーラを飲もうと開栓した瞬間、勢いよく噴出して前後左右のお客さんを直撃。それもそのはず、売店から飛行機の中まで左手にコーラを持ったままずっと小学生のように元気に手を振って歩いてきたのですから、その間中揺られていた炭酸は出口をみつけて吹き出すのは当たり前。そんな気配りもできず、周囲の皆さんに多大な迷惑をかけてしまったこと、反省するばかりです。ごめんなさい。

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 すっかり意気消沈しつつ、向かったのは静岡県御殿場市。富岳太鼓リサイタルの第20回公演。記念の公演だけに3時間近い舞台でしたが、代表の山内強嗣さんをはじめ、気合いのこもった演奏にふれて、すっかり元気復活。

 新たなエネルギーをもらって帰途についた旅でした。やれやれ…。

 

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