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2015年4月 1日

レオさんとの再会で、よもやま話に花

 いよいよ今日から新年度が始まりました。昨年度の決算は決して明るい数字とは言えませんでしたが、なんとか無事に締める事ができました。気持ちを新たに、本年度も諸事邁進したいものです。

 そんな決意で臨んだ入社式。今年は九谷焼研修所で絵付けを学んだ青年を新しい職人として迎えました。どうか真摯に仕事に取り組み、大きく育って欲しいと願うばかりです。

 さて、先週末、久し振りにレオさん(レナード・衛藤)が来社されました。昨年、文化使節として一年間ヨーロッパに派遣され、フランス、ドイツ、イタリアほか西欧諸国で太鼓指導をされてきたそうです。感触としては、ヨーロッパ各地に新しい太鼓の波が起こっているのを肌で感じたとのことで、なんとも頼もしいみやげ話でした。

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 レオさんと言えば、初めてお会いしたのは1980年代。当時所属されていた「鼓童」のメンバーの中ではなんとも異質な打ち手で、ノリでリズムを刻むレオさんの演奏は、一打一打を直球で打ち込むのが太鼓だと信じていた私にはどうにも理解できませんでした。その後「アース・セレブレーション」のために全員で参加する「族」を作曲し、平太鼓を伏せて打つ奏法を初めて考案されたのがレオさん。次いでかつぎ桶を多用した「彩」によって太鼓音楽を開花させ、お陰で桶胴が爆発的に世に広まり、今もってかつぎ桶はブームを続けています。

  今回のご来社は、90年代にお納めした太鼓のチューニングのため。あれやこれやの昔話に花が咲き、さらにこれからの太鼓の行く末なども語り合ったひと時、まことに有意義な春の一日でした。

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