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2015年6月 8日

人を送り、人を迎え、その時間の積み重ねの中に自分がいることを実感

 九州などでは早くも梅雨入りしたようですが、北陸は今のところ爽やかな初夏の気候。そんな中、先週末の29日は愛知県新城市で開催された「志多ら」の公演「蒼の大地」へ。この公演は全国ツアーで1年前にも拝見したのですが、今回は志多らの創設以来、演出・構成を手がけながら演者としても舞台に立ち続けてきたチャボさんの最後の舞台ということで、他の所用を後回しにして会場に。1年前とは見違えるように透き通った笛の旋律は、引退の別れを告げているようでもあり、切なさを感じながら聴き入りました。今後は長野で新たな人生に踏み出すとか。チャボさん、長い間、本当にお疲れ様でした

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 翌30日は横浜で「鼓粋」の20周年記念公演。地元にしっかりと根を下ろし、地域の人々を元気づけている皆さん、これからも頑張ってください。

 

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 そして31日は我が社の東京拠点「太鼓の里響和館」の、年に一度の太鼓講座発表会「響和祭」。第7回目となった今年の舞台には全36講座、約200人の受講生の皆さんが出演し、講師の先生と一緒に舞台に立たれました。中には、身のこなしや視線の配りなどで一瞬で観客の心を捉える「気」のようなものを発する先生もおり、私も「はっ」とした一幕も。そうした優れた講師の方々にご指導いただける有り難さを実感した一日でもありました。

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 そうして各地に足を運んだ一方、我が社にも多くのお客様をお迎えしました。中でもその鋭気に触発されたのは「TAO」の代表・藤高郁夫さん。氏の口から発する言葉の一言一句に至るまで強烈な覇気と信念に満ちあふれ、プレーヤー・スタッフと一体になって全力で舞台にエネメルギーを注いでいることが熱く伝わってきました。今52歳という年齢をお聞きし、その年代の自分に氏のような熱情があったかどうか振り返りながら、あらためてTAOと藤高さんのすごさを思ったひと時。その翌日、三重から来られた長谷川先生のひたむきで真っ直ぐな情熱と、まさに双璧を成す一途な心映えに胸を打たれ、こうしていろんな人々に感化されながら今ここに自分がいることをあらためて実感している今日このごろです。

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