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2016年7月 1日

まだまだ発展途上の太鼓

 先々週末、富田和明さんの39周年記念公演に行ってきました。テーマは「遺言」で、富田さんらしい思いの込めた公演になるはずっただのでしょうが、1週間前に左手首を骨折したそうで、ギブスをはめながらの痛々しい舞台とあいなりました。

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 とはいえ、痛みをこらえながらも、打芸人として観客を楽しませるサービス精神は相変わらずで、あらためて「芸」と「打つこと」の意味を考えさせられたひと時。 舞台に立って45年、ソロとなって39年の間に蓄えた力を、まざまざと見せつけられた思いでした。共演された斎藤さんおつかれさま。 

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 「遺言」といえば、近頃net上で、「太鼓を世界遺産に」と叫んでいる人がいるようですが、どうも私は賛同できません。

 なぜなら、「遺産」というのはすでに完成されて過去のものとなった遺物をさすことで、今まさに発展途上の太鼓にとっては、まったくあてはまらない言葉であるばかりでなく、太鼓の行く末を逆に阻止する行為にほかならないと思います。 

 太鼓はまだまだ創造の途中です。多くの太鼓打ちが日々模索しながら、真摯に新しい太鼓音楽を作り上げようと努力しています。

その姿を目にするたび、太鼓を「遺産」にという言葉に違和感をおぼえている今日このごろです。

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