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2008年4月 7日

新年度にあたり、気構えを一新

 

 新年度がスタートして1週間がたちました。その一日目、4月1日は、毎月恒例としている月初めの全社朝礼とともに、新入社員の入社式を行いました。


 正直なところ、決して好況とはいえないこの時代、社員を増やすことには迷いもあったのですが、面接の際にとりわけ熱心に職人になりたい意志を語った彼に心を惹かれ、思い切って新規採用することにしたのです。


 式では社長の激励の言葉に続き、新人君も「念願の会社に就職したからには一日も早く一人前の職人になりたい」と、頼もしい挨拶。工業高校を卒業したばかりの初々しい後輩を迎え、先輩の社員たちもどことなく活気づいている様子で、新しい風を入れたことで社内全体の空気にさらにはずみがついたような気がしています。創業400周年を明年に控えた今年、昨年秋に中途採用した二人の事務職員とともに、新人も先輩も心を一つに合わせ、切磋琢磨しながらそれぞれの職分の精進に努め、良い仕事をしていって欲しいものです。


 その五日後の6日は、私事ながら、伊勢の神宮まで足を伸ばしました。昨年60歳の還暦を済ませた後厄払いの参拝で、小学校以来の同級生他15人と連れだってのバス旅行。車内では悪童時代の思い出話に花が咲き、その賑やかなこと。伊勢に着いてからは一転して神妙な気持ちで外宮、内宮、御垣内に参内。神楽殿にて、大和舞にはじまる厳かな神事に頭を垂れつつ、日本の奥深い伝統の重みと、その日本に生まれたことの幸いを、あらためて実感しました。


 はからずも、新年度のスタートという節目の時期に禊ぎを受けたことによって、公私ともに気構えを一新したひと時でした。

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