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2010年4月22日

それぞれに新しい春の訪れ



竹の箍(たが)づくり
  4月も20日を過ぎ、この春に社会に羽ばたかれた新人さんも、そろそろ新しい環境になじんできたころかと思います。我が社では今年は新規の採用はありませんでしたが、昨年入社した森田君が著しい成長ぶりを見せ、桶胴づくりの現場で二年目の修業に励んでいます。彼の目下の命題は、桶胴にはめる竹の箍(たが)づくり。孟宗竹を細く割いて綾に編んでいくのですが、均等にそろった編み目にするにはそれなりの熟練が必要な工程です。道は遠いが、森田君、ガンバレ。


御所車のづくり
 一方、長胴太鼓や大太鼓の胴の中彫りなどに彫刻の腕前を発揮している南君は、御所車の制作に初挑戦。木材を扱うことには慣れている南君ですが、わずかな誤差も許されない車輪の組み立てには思いのほかに四苦八苦している様子。こちらも真剣勝負でガンバレ。
 さて、昨年12月28日付けのブログで、我が社の若い社員同士が社内結婚したことをお知らせしましたが、昨日、その二人に赤ちゃんが生まれました。おめでとう! 分娩室に入ってわずか1時間で出産という超安産、母子ともに元気いっぱいで、かわいらしい女の子の名前は琴音(ことね)ちゃんとか。このニュースはたちまち社内を駆けめぐり、このところ受注状況があまり芳しくなく、ややもすると沈滞ムードだった空気をパッと明るく変えてくれました。また、仕事柄か浅野太鼓では子供の名前にしばしば「音」という文字が使われる傾向があり、また一人、音にちなんだ名前がふえたのも私には嬉しいことでした。どうか健康に素直に、太鼓の音のようにまっすぐに育つよう祈るばかりです。

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